〔辞典を題材にした本〕
辞典を題材にした本。
手元にあるものをいくつか紹介しよう。
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『国語辞典の遊び方』
サンキュータツオ著/角川文庫/2016
巻末の解説には、辞書編纂を描いて本屋大賞を受賞した『舟を編む』の三浦しをん氏。
国語辞典限定ではあるものの、様々な辞典の個性を面白おかしく、そして鋭く指摘。辞典にキャラクターを設定するマニアックさ。
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『辞典事典字典ベスト255ガイド』
佐野眞著/講談社+α文庫/1997
「辞典」と「百科事典」の違い(使い方)を端的に示し改めて考えさせられた、山本夏彦氏と加藤周一氏のエピソードは興味深い。
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『藤子不二雄Ⓐ&西原理恵子の人生ことわざ面白漫辞典』
藤子不二雄Ⓐ・西原理恵子共著/小学館/2018
長いタイトルだが(笑)どこで区切るのか不明なのでフルで載せる。解説はしない。読めば「あー、こんな感じなのね。」という面白い本。
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『困ったときのベタ辞典』
アコナイトレコード編/ダイワ文庫/2010
『新・四字熟語』
又吉直樹 文・田中象雨 字/幻冬舎よしもと文庫/2015
イージーに読む辞典。これらの本も、もはや解説など必要無い(というより不粋)と思われる。読めば解る、とだけ言っておこう。
2022.03.09