辞典で暇つぶし

辞典と図鑑が大好きです。

〔地名の話〕

昨日は2022年02月22日。
〔2〕という数字が6つも含まれ、更に元々が語呂合わせで「猫の日」(にゃんにゃんにゃん)に指定されている02月22日である。

☆以下、同日の『Yahoo!ニュース』記事を要約して引用

住宅地図で知られる株式会社ゼンリンが公式ツイッターを1日限定で「ニャンリン公式ツイッター」に変更、『全国「猫地名」マップ』を公表した。
記事によると、北は青森県から南は宮崎まで
全134ヵ所の「猫」を含む地名があるのだとか。
「猫沢」17件
「猫塚」10件
「猫山」7件
などの順に多いそうだ。
面白いのは「猫三昧」という地名。猫好きならずとも思わず「ねこざんまい」と読みたくなるが読み方の正解は「ねこさみ」。記事では兵庫県明石市大久保町松陰の字名となっていた。

さすが、住宅地図の会社である。膨大な地名のデータベースが充実しているからこその「猫の日」ツイートだ。


私個人の話。
かつての趣味である林道巡りと滝の写真撮影の際に、地名を記憶・記録して帰宅後に地図で場所の確認作業をしていて感じた事。
細かい地名が多すぎる!
図書館で
『河川大事典』
日外アソシエーツ編/1991
から川の名前を拾い上げて地図で位置関係を特定、コピーした通常の地図に落とし込んで仲間内で使える地図に変換していた。

あの頃、ゼンリンさんのデータベースが使えていればもっと楽だっただろうに……。まあ、会社と無関係の個人に大事なデータを使わせてくれるはずもないが(笑)

平成の大合併で市町村の名称も変わり、町名・村名など地名が消滅した地域もある。私がかつて日外アソシエーツの『河川大事典』から書き写した水源地やその周辺の地名も今ではどう変わっているのだろうか?

2022.02.23